コラム

5/15配信分! マムコラム:『心を育むマナーの時間』vol.07〜汁物のいただき方〜

『心を育むマナーの時間:和食マナー編』

F’sエレガントスクールにてウォーキングやマナーの講師として活動されている内野史子さんによる、

マナーに関するコラムです!

ぜひチェックしてみてくださいね♪

【記事一覧】
*vol.6 玉子焼きのいただき方
*vol.5 ご飯のいただき方
*vol.4 お椀とお箸の扱い方で伝わる心づかい
*vol.3 お箸の取り方と置き方
*vol.2 祝箸から伝わるお祝いの心
*vol.1 お箸の持ち方
*新コラムが始まります


テーマ《汁物のいただき方

和食に欠かせない汁物。

今回は、食卓で親しまれている味噌汁と貝汁を例に、美しくいただく方法をお伝えします。

汁椀は、基本的に手で持ち上げ、口元に近づけていただきます。

自分の体をお椀に寄せるのではなく、背筋を伸ばして、お椀を口元に近づけると丁寧です。

箸先を相手に向けるのは、できるだけ避けたい所作の一つです。

人を指さしているように見えるだけでなく、自分が口をつけた箸先を相手の方に向けることにもなり、無意識のうちに失礼な印象を与えてしまうことがあります。

(お椀とお箸の取り上げ方、置き方については2月コラムの*vol.4 お椀とお箸の扱い方で伝わる心づかいをご参照ください)

お椀に口をつけて飲むときも、お箸はお椀の中に入れて、中の具を押さえながらいただきます。

一旦お箸を置いて両手で飲むとより丁寧ですが、日常では持ったまま飲むことが多いですね。

なるべく音を立てずにいただきましょう。

貝汁の場合、貝殻から貝の身がはがれないときは、お椀を置き、一方の手で殻を持ち、お箸で身を取り出していただくと良いでしょう。

殻を手で持ち上げ、直接口につけて吸い出す動作は、不快に感じる人もいるかもしれません。

食事の場や相手に配慮しながら、状況に応じた振る舞いができると良いですね。

食べ終えた殻は、お椀の中へ入れておきます。

自宅などで小皿が用意できる場合は、小皿に入れましょう。

特に小さなお子さんには、小皿があると食べやすいと思います。

 

、、

次回(6月15日)は、

尾頭付きの魚のいただき方についてお届けします。

ぜひご覧になってください。

毎月15日配信予定です♪

【記事一覧】
*vol.6 玉子焼きのいただき方
*vol.5 ご飯のいただき方
*vol.4 お椀とお箸の扱い方で伝わる心づかい
*vol.3 お箸の取り方と置き方
*vol.2 祝箸から伝わるお祝いの心
*vol.1 お箸の持ち方
*新コラムが始まります


《プロフィール》

内野史子さん

社会福祉士/精神保健福祉士/ウォーキングインストラクター/マナー講師

2009年 F’sエレガントスクール開校。

呉市を中心に活動中。

正しい姿勢と美しい歩き方の講座やビジネスマナー講座、コミュニケーションについての講座などを開講している。

Instagram(fselegant_school)

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