コラム
マムコラム:『心を育むマナーの時間』vol.03
『心を育むマナーの時間:和食マナー編』
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F’sエレガントスクールにてウォーキングやマナーの講師として活動されている内野史子さんによる、
新しいコラムが11月からスタートしましたよ!!ぜひチェックしてみてくださいね♪
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【記事一覧】
*vol.2 祝箸から伝わるお祝いの心
*vol.1 お箸の持ち方
*新コラムが始まります
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テーマ《お箸の取り方と置き方》
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みなさんこんにちは。
今回は「お箸の取り方と置き方」をテーマにお届けします。
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日常生活で何気なく使っているお箸ですが、その扱い方ひとつで、食事の時間がより豊かで心地よいひとときに変わります。
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お子さんにとっても、自然と学びの場となるでしょう。
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なお、説明は右利きの人向けの手順になっています。
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左利きの人は、左右の手を反対にして実践してみてくださいね。
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【お箸の取り方】
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① 右手の親指、人差し指、中指で、お箸の真ん中から少し上辺りを軽く持つ
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② 右手で持ち上げたら、左手を添えてお箸を下から支えるように持つ
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③ 右手をお箸に沿わせたまま、上から下へ流れるように移動させる
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④ お箸を持つ(正しいお箸の持ち方は11月のコラムをご参照ください)
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【お箸の置き方】
※取り方の手順を逆にたどります
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① 左手を添えてお箸を下から支えるように持ち、お箸を閉じる
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② 右手をお箸に沿わせたまま、下から上へ流れるように移動させる
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③ 箸先がそろっているか確認しながら左手を離し、右手の親指、人差し指、中指でお箸の真ん中から少し上辺りを軽く持つ
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④ 右手で静かに置く
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みなさんいかがでしたか?
たとえば、利き手でお箸を持ったまま、コップや湯呑みでお茶などを飲むことはありませんか?
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このような所作は、見た目に美しくないだけでなく、危険な場合もあります。
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一度お箸を置いてから飲むことで、動作が丁寧になり、安全にもつながります。
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また、家族や友人と会話を楽しむ間、手にお箸を持ったまま長時間話し続けてしまうこともあります。
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この場合も、お箸を置くことで動作が整い、会話にもより集中できるでしょう。
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お箸を丁寧に扱うことは、一緒に食事をする相手への思いやりや敬意を表します。
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それはまた、食材や料理を大切にする気持ちにもつながります。
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心を込めた振る舞いは、お子さんの心にも伝わり、より豊かな食事の時間を育むことでしょう。
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ぜひ、今日からお箸の取り方と置き方に少しだけ意識を向けて、日々の食卓をもっと素敵な空間にしてみてくださいね。
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なお、幼いお子さんにとっては、お箸の扱い方を覚えるのは少し難しいかもしれません。無理に教えようとせず、食事を楽しむ習慣を大切にしてください。
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お子さんが興味を持ったタイミングや、食事会など特別な機会がある際に、ゆっくりと伝えてあげるのがおすすめです。
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成人してからでも十分に習得できますので、焦らず、自然な形で取り入れていけば大丈夫です。安心してくださいね。
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次回(2月)は、
「お椀とお箸の扱い方」についてお届けします。
ぜひご覧になってください。
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毎月15日配信予定です♪
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【記事一覧】
*vol.2 祝箸から伝わるお祝いの心
*vol.1 お箸の持ち方
*新コラムが始まります
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《プロフィール》
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内野史子さん
社会福祉士/精神保健福祉士/ウォーキングインストラクター/マナー講師
2009年 F’sエレガントスクール開校。
呉市を中心に活動中。
正しい姿勢と美しい歩き方の講座やビジネスマナー講座、コミュニケーションについての講座などを開講している。