こそだて

ファミサポ《依頼会員さんの声》 

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マムメンバーがファミサポを利用したことがある双子の男の子のママにお話しを聞きました。

Q1:利用のきっかけは何でしたか?

*夫婦ともに九州出身で、広島県に親戚はおらず、頼れる人が近くには誰もいませんでした。

初めての妊娠でまさかの双子を授かり、頼れるのは夫だけでしたが、もちろん日中は仕事をしていて、いつでも頼れるわけではありませんでした。

何かあった時に頼れる場所、人、繋がりが欲しいと思い、ファミリーサポートを利用してみることにしました。

 

Q2:初めて利用した時のことを教えて下さい。

*初めて利用したのは、双子が生後六か月くらいの時でした。

いきなり預けるのは気が引けたため、家の片づけをする間、自宅で双子を見てもらうよう依頼をしました。

自宅へ来ていただき、1時間双子の面倒を見ていただくという形でお願いをしました。

同じ家の中にいるので、特に心配事はありませんでした。

 

Q3:利用してみてどうでしたか?

*この利用方法では、私は子供の様子が気になり作業は進まず、お金を払ってまで来てもらう意味がなかったように感じてしまいました。その後はしばらく利用をしていませんでした。

ただ、その時に手続きをして実際に利用をしたことで、本当に必要になったときにこの経験が非常に役に立ったように思います。

 

Q4:本当に必要になった時とはどのような時ですか?

*改めて利用をするようになったのは双子が1歳半になった頃でした。

外遊びをさせてやりたかったのですが、我が家の双子は母から離れることに躊躇いがなく、好き勝手に動き回って遊びたがる子達でした。安全面を考えると、私一人では散歩も公園遊びもとても出来ませんでした。

そこで、外遊びに同行してもらうという形で再びファミリーサポートを利用することにしました。

最初は、私たち親子と提供会員さんの4人で1時間公園で遊ぶという形でした。

子供1人に大人が1人ついていられるのでとても安全でしたし、提供会員さんは時には私の話し相手にもなってくださいました。

 

Q5:ファミサポ以外に何か利用した事はありますか?

*他県での経験になりますが、保育所の一時保育を利用したこともあります。

ファミサポと一時保育の違いはやはり手軽さだと思います。

一時保育を利用するには、保育所への登録と面談が必要でした。そして、必要性の高い人の預かりが優先されているようでした。

我が家は双子育児によって母親が心身共に疲弊していたのを配慮してくださったようで、定期的に預かっていただけましたが、一時保育は空きがないというのはどの地域でもよく聞く話です。

保育のプロに預けるのですから、安心感はあります。

ですが、人手も足りていないようで、誰でもいつでも気軽に預けられる場所ではないように感じました。

その点ファミサポは提供会員さんとの調整がつけば、比較的気軽に利用ができるように感じます。

 

Q6:まだ利用したことがない方へ一言お願いします。

*私は呉市と、2年間の転勤で訪れた兵庫県相生市という二つの地域でファミサポを利用していました。

そこで4人の提供会員さんと出会いました。実母のような年齢の方もいらっしゃいましたし、年は近いけれど小学生や高校生など様々な年齢のお子さんを育てているお母さんもいらっしゃいました。

当初、私の育児は地域や他のママとの交流もほぼなく、まさに弧育て(孤立した子育て)でした。

そんな中、ファミサポを利用し、提供会員である先輩ママと出会ったことは、様々な面で助けとなってくれました。

子育てのちょっとした不安、心配事を聞いていただいたり、幼稚園や保育所など地域の情報、遊びやすい公園や思いもつかなかった遊び方、そして身近すぎて気づけなかった自分の子供の良いところもたくさん教えてもらいました。

私の利用方法は、ファミサポの利用方法としては特殊だと思います。ですが、複数の未就園児を育てるお母さんには、子供を預けるだけでなく、そういう利用をしてもいいんだと知ってもらえると嬉しいです。

今は、子育て支援センター内での預かりが出来たりと、活用の幅も広がっていると聞きました。

本当に困った時に活用が出来るよう、気になる方は一度は利用してみることをおすすめします。

そういうサービスとの繋がりを持っておくことは、将来何かあった時のお守りになるのではないかと思います。

 


≪お話しを伺っての感想≫

私自身も4歳年の離れた2人の女の子のママですが、大人1人で子ども2人を連れてお出かけする事はたくさんの苦労がありました。一緒に見てくれる大人が1人いるということはとても心強いし、いつもより余裕を持って子どもと関わる事ができるのでこういった形での利用がある事を知れて選択肢が広がりました。ファミサポ事務局の方にお話しを聞いたときに、特にくれくれ・ばの方はゆめタウンなども近いので、支援センターでお子さんの見守りをお願いして、買い物や用事を済ませる方、年賀状や引っ越し作業に集中する方などもいらっしゃると聞きました。自分のリフレッシュや作業に集中するための利用もあるのだと知ることができ、いろいろな方の体験を知ることで自分の考え方も広がるのを感じました。子育てをしていると、楽しい事もありますが。それ以上に大変なこともありますよね。少しでも選択肢が広がったり、負担が軽減できれば良いなと思いました。

 

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