コラム
5/25配信分 コラム:『森へ入ろう for kids』vol.33 ~ブチサンショウウオ〜
【記事一覧】
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*3月 (オオセンチコガネ)
*2月コラム(朽木に隠れている幼虫)
*1月コラム(つくし)
*12月コラム(ジョウビタキ)
*11月コラム(シャシャンボ)
*10月コラム (アケボノソウ)
*9月コラム(ヒメネズミ)
*8月コラム(クジャクハゴロモ)
*7月コラム (カブトムシ)
*6月コラム (ハッチョウトンボ)
*5月コラム (ハマダンゴムシ)
*4月コラム(木苺)
*3月コラム(アブやハチ)
*2月コラム(オオイヌノフグリとイヌノフグリ)
*1月コラム(オオムラサキーその2)
*12月コラム(オオムラサキ)
*11月コラム(キウイ)
*10月コラム(ハマゴウ)
*9月コラム(ナニワトンボ)
*8月コラム(青い蜂)
*7月コラム (ウミウシ)
*6月コラム (ミヤマクワガタ)
*5月のコラム (チョウ)
*4月のコラム (トンボとイトトンボの間)
*2023年度までのコラム一覧
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*生き物のコラムが始まります♪
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初夏は小型サンショウウオが観察できる季節です
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巨大なオオサンショウウオが有名ですが、サンショウウオのほとんどは小型種です。
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呉市では渓流にすむブチサンショウウオと水たまりや湿地にすむカスミサンショウウオが記録されています。
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カスミサンショウウオは黒瀬では確実に生息しているのですが、呉市ではかつて野呂山に記録があるのみで、現在も呉市で生息する場所は見つかっていません。
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一方、ブチサンショウウオは灰ヶ峰や野呂山に生息しています。
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ブチサンショウウオの成体は森で暮らしているので、探して見つけることは至難の業です。
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しかし繁殖期の初夏になると産卵する渓流に集まってくるので、このときが観察のチャンスです。
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体長は約15㎝前後、最近の研究でブチサンショウウオは3種類に分けられ、呉市産はチュウゴクブチサンショウウオになっています。
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5月頃に山地にある小さな水の流れにある石の裏に産卵し、孵化した幼生は水中の虫などを食べて育ちます。
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6月頃、小さな流れの中にある石を動かすと、ブチサンショウウオの幼生が見つかります。
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爬虫類が苦手な方も、ウーパールーパーに似た顔の幼生は可愛いと思うかもしれません。
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【ブチサンショウウオ観察のポイント】
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灰ヶ峰公園沿いの林道、山側の側溝に流れ込み小さな水の染み出る場所がいくつかあります。
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この水が染み出る場所にブチサンショウウオが産卵し、6月頃まで幼生が見つかります。
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水の中にある石をそっと持ち上げてみてください。
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きっとブチサンショウウオの幼生が見つかるはずです。
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ちなみに、「呉市郷原町大積のブチサンショウウオ」は呉市の天然記念物になっていますが、灰ヶ峰公園周辺は栃原町なので天然記念物の指定地域ではありません。
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★ブチサンショウウオ イラスト図鑑
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(画像をクリックすると大きく見れます)
★5月イラスト図鑑_ブチサンショウウオ
※PDFを印刷してオリジナルの図鑑を作ろう♪
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●神垣さんのプロフィール
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*自然系メルマガ「里山を歩こう」の発行人兼「さとやま自然史研究会」代表をされています。
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●イラスト図鑑:
監修:神垣健司
イラスト:片山りを (マムメンバー) 【Instagram:@mainon_design】