コラム
コラム:『森へ入ろう for kids』vol.34 ~梨〜
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灰ヶ峰山頂の野生化した梨を食べてみたい
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灰ヶ峰の山頂広場に目立つ大きな木があります。
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ゴールデンウィークの頃には、可愛い白い花を咲かせます。
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梨の花に似ているなあと思っていたのですが、7月になるとまさに梨そっくりの実がついていました。
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『広島県呉市植物誌』で調べたところ、呉市の植物リス トにナシがあり、「灰ヶ峰で見られるものは栽培種の逸出したものである。毎年、5-7㎝ くらいの果実をつける」と記述されていました。
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日本にはヤマナシという野生の梨があるのですが、灰ヶ峰山頂のあるのは一般に栽培されている梨でした。
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灰ヶ峰の梨は人によって植えられたとは考えにくいので、たぶん鳥や獣が種子を運んで きたのでしょう。
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栽培種の梨は病気に弱く、適切に管理しないと黒星病にかかって果実をつけません。
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ところが灰ヶ峰の梨は消毒などの管理を全くしていないのにもかかわらず、 なぜか7月にはたわわに果実をつけます。
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市販されている梨と比べると二回り以上小さいのですが、きっと完熟すると食べられるのではないでしょうか。
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残念ながらまだ食べたことはないのですが、今年こそ8月頃に完熟した灰ヶ峰の梨を食べてみたいと思っています。
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【完熟した梨を見分ける方法】
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梨には赤梨と青梨がありますが、灰ヶ峰は赤梨だと思います。
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赤梨の食べ頃は、皮にざらざら感がなくなってツルっとしていることです。
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皮の赤みが増すことも、完熟のサインになります。
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灰ヶ峰では、7月初旬頃の果実はまだ熟していないようなので、7月下旬~8月中旬にかけてが食べ頃ではないでしょうか。
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ただし、味は保証しません!
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★梨 イラスト図鑑
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(画像をクリックすると大きく見れます)
※PDFを印刷してオリジナルの図鑑を作ろう♪
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●神垣さんのプロフィール
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*自然系メルマガ「里山を歩こう」の発行人兼「さとやま自然史研究会」代表をされています。
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●イラスト図鑑:
監修:神垣健司
イラスト:片山りを (マムメンバー) 【Instagram:@mainon_design】