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コラム:『身体を整えめざせハッピーライフ』vol.4 

【記事一覧】
*vol.3 『ちょっと待って!間違った腹筋していない?』
*vol.2 『カラダの幹から整えよう!』
*vol.1 『望ましい姿勢ってどんな姿勢?』
*カラダのケアについてのコラムが始まりますよ♪


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『カラダの土台、骨盤帯を整えよう!』

赤ちゃんのお世話をする際に、横座りをしたりいつも同じ方向で抱っこをしたりしていませんか?
非対称な姿勢を続けていると骨盤の歪みに繋がります。
骨盤の歪みは腰痛尿もれの原因になってしまいます。

骨盤の動きを知り、ニュートラル(中間位)な状態で運動を行なってみましょう。

骨盤は大きく3つの方向へ動きます。

●1つ目は前後へ傾く動き(前傾・後傾)

●2つ目は捻れる動き(回旋)

●3つ目は上下への動き(挙上)

です。

今回は前後への傾きにフォーカスしていきます。


まず、骨盤を前から触り左右の一番出ている骨を見つけます。
この2つの骨と恥骨を結び三角形を作りましょう。
手のひらで三角形を作り、骨盤の位置を意識します。

立っている場合は三角形が床と垂直

上向きに寝ている場合は三角形が床と水平

になっているのがニュートラル(中間位)です。

恥骨が上の2つの骨よりも後ろにある場合、骨盤は前傾しています。

反対に、恥骨が前に在る場合、骨盤は後傾しています。

、、
(画像をクリックすると大きく見れます)

では、骨盤をニュートラル(中間位)に整えて動いていきます。


①上向に寝て、両膝を立てます。

この時足はくっつけます。
※手は先ほどの三角形を作っておきます。

②息を吸いながら両膝をゆっくりと開き吐きながら戻します。

この時、三角形が動いていませんか?

(画像をクリックすると大きく見れます)

③10回できたら今度は片方の膝だけ倒してみましょう。

このとき、

三角形が動かないこと更に動かしていない方の膝が動かないこと

がポイントです。

いかがでしたか?

骨盤を中間位に保つことで、腰を支える筋肉も働き腰痛を予防してくれます。

今月は骨盤帯を整えて、ハッピーライフを手に入れましょう!

次回テーマは

『グラグラするバランスを楽しみながらエクササイズ』

です。

 

慌ただしい中でも、産後のカラダと向き合うことができるように、次回からも自宅でできるセルフチェックやエクササイズをお届けしていきます。

毎月25日更新ですので、一緒に身体と向き合っていきましょう♪

*イラスト:片山りを (マムメンバー)

【Instagram:@mainon_design

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●冨永 渚さんのプロフィール

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    • 理学療法士
    • 冨永 渚 さん

    にいたにクリニックにて理学療法士として従事。

    【資格】

    ・認定理学療法士(運動器)

    ・pfilAtes認定インストラクター

    ・ピラティスインストラクター

    いつまでもキレイな自分でいたいと思うママたちを応援したい!整形外科勤務で培ったスキルでママたちのカラダを整えたい!との思いから、呉市を中心に活動中。

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