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コラム:『森へ入ろう for kids』No.29 ツクシ

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春の風物詩・ツクシを食べよう!

つくし誰の子 スギナの子~♪  

つくつくつっくん つくしのぼうや~♪

ツクシは最も身近な春の山菜です。

早春、川沿いの土手などに可愛いツクシがたくさん生えています。

歌の影響か、ツクシは大きくなってスギナになると思いがちです。

しかし実際は少し違っています。

スギナというシダ植物があって、ツクシとスギナ本体は同じ地下茎から時期をずらして出てきます。

まず春一番にツクシが出てきて、生長したツクシは繁殖のために胞子を飛ばします。

胞子を飛ばしたツクシはやがて枯れ、同じ地下茎のツクシとは違うところからスギナ本体が延びてきます。

大きくなったスギナは、光合成をしてスギナ本体を成長させます。

ツクシがまだ残っているスギナの写真がありましたのでご覧ください。

ツクシは春の山菜としてとても優れています。

その理由は、少し茹でるだけで簡単にアク抜きができること、春の山菜としては苦みが少ないこと、料理のレシピも豊富なことなどです。

またツクシは似た植物がないため、間違えて別の植物を採取することもありません。

早春の暖かい日、散歩がてらにツクシ摘みを楽しみませんか。

 

 【ツクシ摘みの豆知識】 

ツクシ摘みの適期は3月といわれていますが、呉市では沿岸部や島嶼部は3月上旬昭和や郷原は3月中旬になります。

探す場所は、野焼きが行われた後の川の土手になります。

1~2月頃に土手の雑草を焼いて炭で黒くなった場所に、3月頃にツクシが出てきます。

お勧めポイントは郷原市民センター前付近の黒瀬川の土手です。

3月中旬頃に野焼きあとの土手を探すと、ツクシがたくさん採取できます。

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★ツクシ イラスト図鑑  

(画像をクリックすると大きく見れます)

1月森へ入ろうコラム_つくしイラスト図鑑(PDF)

※PDFを印刷してオリジナルの図鑑を作ろう♪

 


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●神垣さんのプロフィール

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*自然系メルマガ「里山を歩こう」の発行人兼「さとやま自然史研究会」代表をされています。

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●イラスト図鑑:

監修:神垣健司

イラスト:片山りを (マムメンバー) 【Instagram:@mainon_design

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