セミは幼虫が土の中で数年から7年ほど木の根の汁を吸ってゆっくり育ち、夏に地上へ出て成虫になります。
成虫になったセミは2~3週間ほど生きています。鳴いているセミはすべて雄で、鳴き声で雌に求愛しています。
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セミにはいろいろな楽しみ方があります。まずは昆虫採集、セミは網があると簡単に採れます。
セミにそーっと近づき、網を上からゆっくりかぶせます。すると驚いたセミが飛び立ち、網に当たって網の底に落ちます。
セミが集まる木をたくさん知っていると、セミで虫かごをいっぱいにすることもできます。夏の呉でよく見られるセミはアブラゼミ、クマゼミ、ニイニイゼミで、山の方に行くとヒグラシとミンミンゼミ、そして夏の後半にはツクツクボウシが多くなります。どこにどんなセミがいるか調べてみましょう。
セミは抜け殻集めも楽しいです。
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木の葉や幹などの低い位置に付いているので、大人よりも子どもの方がよく見つけます。
親子でどれだけ採れるかを競争するのもいいでしょう。採った抜け殻は、絵の具で塗ってカラフルに色づけしてみませんか。
いろいろな色や模様の抜け殻をたくさん作って箱に並べると、素敵なアート作品になります。
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自然系メルマガ「里山を歩こう」の発行人兼「さとやま自然史研究会」代表をされています。
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●イラスト図鑑: 片山りを (マムメンバー) 【Instagram:@mainon_design】
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