これまで14回(今日で15回目!)にわたり、星のはなしをお届けしてきました。
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第2シーズンは誕生日の星座をテーマにして、いつ見えるのか?どんな物語があるのか?おすすめの見どころはどこなのか?などをご紹介させていただきました。
、ところで、星空散歩をする時に最初にしなければならないのは何だったか覚えていますか?
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そう、まずは方角の確認ですよね。
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星を使って方角を確認するには北極星を見つければよいのです。(season1 星の世界の歩き方参照)
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見つけるには、北斗七星やカシオペヤ座といった目印から辿るとすぐに見つけることができます。
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もちろん、方位磁針などのその他の方法で方角の確認をしていただいても構いません。
、そして、季節の星座とは夜8時頃に南に見えるものを指すので、南を向くでした。
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南といってもとても広い範囲に拡がっていますし、日時によっては多少東や西に寄っていますので、南を中心に散歩するというのはあくまで目安です。
、誕生日の星座は空の中の太陽の通り道(黄道)にある星座で、その人が生まれた日にどの星座に太陽が位置していたかで〇○座生まれというのが決まります。
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生まれた日には誕生星座と太陽が同じ方向にありますので、生まれた日に自分の星座を見ることはできません。
、では、自分の生まれ星座を見ようと思ったら、どうしたらよいのでしょうか?
、夜8時~夜9時頃の星空散歩でいうと、誕生日の星座はその人が生まれた季節の1つ前(生まれた日のおよそ3カ月前)の季節の星座として南の空に見えます。
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その季節の星座の目印からたどったり、生まれ星座の順番を参考にしたりしながら、探すと見つかりやすいです。
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ぜひ一度は自分の生まれ星座を自分の目で確かめてみてください。
、さて、この第2シーズンのコラムもひとまず今回が最後です。
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毎月楽しみにしていてくださったみなさま、コラムを1つでも読んでくださったみなさまにはこの場を借りて感謝申し上げます。
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また、くれえばんの関係者のみなさまには貴重な場をご提供いただき、本当にありがとうございました。
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それでは、またお会いしましょう!
、1日 八十八夜
3日 憲法記念日
4日 みどりの日
上弦の月
火星とプレセペ星団が接近
5日 こどもの日
立夏
月面Xが見える(昼間)
6日 振替休日
みずがめ座η流星群が極大
7日 土星の環の消失(土星の環が見えなくなる)
9日 こと座η流星群が極大
13日 満月
14日 さそり座π星の星食(恒星が月に隠される)
20日 下弦の月
21日 小満
23日 月と土星が接近
月と海王星が接近
24日 月と金星が接近
25日 水星と天王星が大接近
27日 新月
28日 月と木星が接近
21日 下弦の月
31日 月とプレセペ星団が大接近
かに座γ星の星食(恒星が月に隠される)
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