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カスミサンショウウオは黒瀬では確実に生息しているのですが、呉市ではかつて野呂山に記録があるのみで、現在も呉市で生息する場所は見つかっていません。
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一方、ブチサンショウウオは灰ヶ峰や野呂山に生息しています。
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ブチサンショウウオの成体は森で暮らしているので、探して見つけることは至難の業です。
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しかし繁殖期の初夏になると産卵する渓流に集まってくるので、このときが観察のチャンスです。
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体長は約15㎝前後、最近の研究でブチサンショウウオは3種類に分けられ、呉市産はチュウゴクブチサンショウウオになっています。
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5月頃に山地にある小さな水の流れにある石の裏に産卵し、孵化した幼生は水中の虫などを食べて育ちます。
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6月頃、小さな流れの中にある石を動かすと、ブチサンショウウオの幼生が見つかります。
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爬虫類が苦手な方も、ウーパールーパーに似た顔の幼生は可愛いと思うかもしれません。
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この水が染み出る場所にブチサンショウウオが産卵し、6月頃まで幼生が見つかります。
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水の中にある石をそっと持ち上げてみてください。
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きっとブチサンショウウオの幼生が見つかるはずです。
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ちなみに、「呉市郷原町大積のブチサンショウウオ」は呉市の天然記念物になっていますが、灰ヶ峰公園周辺は栃原町なので天然記念物の指定地域ではありません。
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*自然系メルマガ「里山を歩こう」の発行人兼「さとやま自然史研究会」代表をされています。
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和食に欠かせない汁物。
今回は、食卓で親しまれている味噌汁と貝汁を例に、美しくいただく方法をお伝えします。
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汁椀は、基本的に手で持ち上げ、口元に近づけていただきます。
、自分の体をお椀に寄せるのではなく、背筋を伸ばして、お椀を口元に近づけると丁寧です。
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箸先を相手に向けるのは、できるだけ避けたい所作の一つです。
、人を指さしているように見えるだけでなく、自分が口をつけた箸先を相手の方に向けることにもなり、無意識のうちに失礼な印象を与えてしまうことがあります。
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お椀に口をつけて飲むときも、お箸はお椀の中に入れて、中の具を押さえながらいただきます。
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一旦お箸を置いて両手で飲むとより丁寧ですが、日常では持ったまま飲むことが多いですね。
、なるべく音を立てずにいただきましょう。
、貝汁の場合、貝殻から貝の身がはがれないときは、お椀を置き、一方の手で殻を持ち、お箸で身を取り出していただくと良いでしょう。
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殻を手で持ち上げ、直接口につけて吸い出す動作は、不快に感じる人もいるかもしれません。
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食事の場や相手に配慮しながら、状況に応じた振る舞いができると良いですね。
食べ終えた殻は、お椀の中へ入れておきます。
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自宅などで別の器が用意できる場合は、小皿などに入れましょう。
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特に小さなお子さんには、小皿があると食べやすいと思います。
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ぜひご覧になってください。
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毎月15日配信予定です♪
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内野史子さん
社会福祉士/精神保健福祉士/ウォーキングインストラクター/マナー講師
2009年 F’sエレガントスクール開校。
呉市を中心に活動中。
正しい姿勢と美しい歩き方の講座やビジネスマナー講座、コミュニケーションについての講座などを開講している。
これまで14回(今日で15回目!)にわたり、星のはなしをお届けしてきました。
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第2シーズンは誕生日の星座をテーマにして、いつ見えるのか?どんな物語があるのか?おすすめの見どころはどこなのか?などをご紹介させていただきました。
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ところで、星空散歩をする時に最初にしなければならないのは何だったか覚えていますか?
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そう、まずは方角の確認ですよね。
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星を使って方角を確認するには北極星を見つければよいのです。(season1 星の世界の歩き方参照)
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見つけるには、北斗七星やカシオペヤ座といった目印から辿るとすぐに見つけることができます。
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もちろん、方位磁針などのその他の方法で方角の確認をしていただいても構いません。
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そして、季節の星座とは夜8時頃に南に見えるものを指すので、南を向くでした。
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南といってもとても広い範囲に拡がっていますし、日時によっては多少東や西に寄っていますので、南を中心に散歩するというのはあくまで目安です。
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誕生日の星座は空の中の太陽の通り道(黄道)にある星座で、その人が生まれた日にどの星座に太陽が位置していたかで〇○座生まれというのが決まります。
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生まれた日には誕生星座と太陽が同じ方向にありますので、生まれた日に自分の星座を見ることはできません。
、では、自分の生まれ星座を見ようと思ったら、どうしたらよいのでしょうか?
、夜8時~夜9時頃の星空散歩でいうと、誕生日の星座はその人が生まれた季節の1つ前(生まれた日のおよそ3カ月前)の季節の星座として南の空に見えます。
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その季節の星座の目印からたどったり、生まれ星座の順番を参考にしたりしながら、探すと見つかりやすいです。
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ぜひ一度は自分の生まれ星座を自分の目で確かめてみてください。
、さて、この第2シーズンのコラムもひとまず今回が最後です。
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毎月楽しみにしていてくださったみなさま、コラムを1つでも読んでくださったみなさまにはこの場を借りて感謝申し上げます。
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また、くれえばんの関係者のみなさまには貴重な場をご提供いただき、本当にありがとうございました。
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それでは、またお会いしましょう!
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1日 八十八夜
3日 憲法記念日
4日 みどりの日
上弦の月
火星とプレセペ星団が接近
5日 こどもの日
立夏
月面Xが見える(昼間)
6日 振替休日
みずがめ座η流星群が極大
7日 土星の環の消失(土星の環が見えなくなる)
9日 こと座η流星群が極大
13日 満月
14日 さそり座π星の星食(恒星が月に隠される)
20日 下弦の月
21日 小満
23日 月と土星が接近
月と海王星が接近
24日 月と金星が接近
25日 水星と天王星が大接近
27日 新月
28日 月と木星が接近
21日 下弦の月
31日 月とプレセペ星団が大接近
かに座γ星の星食(恒星が月に隠される)
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呉市かまがり天体観測館
山根 弘也さん.
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1980年1月28日、広島県生まれ。大学で天体物理学(電波天文学)を学んだ後、山口県萩市にある 萩博物館の天文専門員として、天文学史の研究、教具・教材開発などに従事。2009年より、呉市かまがり天体観測館の館長として 呉市内外を問わず、宇宙の魅力や不思議を伝える活動を行っている。子ども宇宙アカデミーの講師としても活躍中。