灰ヶ峰の山頂広場に目立つ大きな木があります。
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ゴールデンウィークの頃には、可愛い白い花を咲かせます。
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梨の花に似ているなあと思っていたのですが、7月になるとまさに梨そっくりの実がついていました。
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『広島県呉市植物誌』で調べたところ、呉市の植物リス トにナシがあり、「灰ヶ峰で見られるものは栽培種の逸出したものである。毎年、5-7㎝ くらいの果実をつける」と記述されていました。
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日本にはヤマナシという野生の梨があるのですが、灰ヶ峰山頂のあるのは一般に栽培されている梨でした。
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灰ヶ峰の梨は人によって植えられたとは考えにくいので、たぶん鳥や獣が種子を運んで きたのでしょう。
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栽培種の梨は病気に弱く、適切に管理しないと黒星病にかかって果実をつけません。
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ところが灰ヶ峰の梨は消毒などの管理を全くしていないのにもかかわらず、 なぜか7月にはたわわに果実をつけます。
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市販されている梨と比べると二回り以上小さいのですが、きっと完熟すると食べられるのではないでしょうか。
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残念ながらまだ食べたことはないのですが、今年こそ8月頃に完熟した灰ヶ峰の梨を食べてみたいと思っています。
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梨には赤梨と青梨がありますが、灰ヶ峰は赤梨だと思います。
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赤梨の食べ頃は、皮にざらざら感がなくなってツルっとしていることです。
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皮の赤みが増すことも、完熟のサインになります。
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灰ヶ峰では、7月初旬頃の果実はまだ熟していないようなので、7月下旬~8月中旬にかけてが食べ頃ではないでしょうか。
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ただし、味は保証しません!
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一尾丸ごと調理された尾頭付きの魚、みなさんはどのくらいの頻度でいただきますか。
、あまり食べないという人は、「どこから箸をつけたらいいの?」「骨はどう取るの?」と迷うこともありますよね。
、今回は、いざという時に役立つ尾頭付きの魚をいただく際の手順や所作の一例をご紹介します。
、ポイントを知って、日常の食卓に取り入れてみてくださいね。
、まずは、表側(上の身)からいただきます。
、背びれや胸びれを取り、器の端にまとめます。
、背中側の身と腹側の身を分けるように箸で切れ目を入れます。
、背中側の身を、左側から一口で食べやすいサイズに切っていただきます。
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次に、腹側を同様に左からいただきます。
、上の身を食べ終えたらひっくり返したくなりますが、見た目、食べやすさ、周囲への配慮などから、裏返していただくことは避けましょう。
、また、上の身を食べ終えた後、骨越しにお箸を差し入れて下の身を取ろうとする行為は、料理を粗末に扱っているように映ったり、骨がくずれる、身が散らばるなど、見た目が乱れてしまうことがあるため、好ましくありません。
、丁寧にいただくためには、頭や中骨を、手と箸を使ってそっと持ち上げ、尾と一緒に器の奥に置きます。
、難しい場合は、頭や尾を切り離してもかまいません。
、次に裏側(下の身)をいただきます。
、上の身と同様に、背中側、腹側の順にいただきます。、
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小骨は箸(難しければ手)でつまんで器の端にまとめておきましょう。
。食べ終えたあとは、骨や皮、頭や尾などを箸先で端に寄せて、器の中を整えます。
、上の写真と見比べていかがでしょうか。
、食べ終えた器がきれいに整えられていると、自分も気持ちよく、相手にも好印象を与えます。
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食材への感謝の気持ちも、自然と伝わりますね。
、最近は、切り身の魚をいただくことが多くなっていますが、尾頭付きの魚を用意して、お子さんと一緒に「どうやって食べるのかな?」と話しながら食べてみるのもおすすめです。
、命をいただいていることを実感できる貴重な機会にもなります。
、 、、、ぜひご覧になってください。
、毎月15日配信予定です♪
、内野史子さん
社会福祉士/精神保健福祉士/ウォーキングインストラクター/マナー講師
2009年 F’sエレガントスクール開校。
呉市を中心に活動中。
正しい姿勢と美しい歩き方の講座やビジネスマナー講座、コミュニケーションについての講座などを開講している。